昨夜、郡上おどりの最終日「おどり納め」に参加してきました。郡上おどりについては以前から知っていましたが、実際に参加するのは今回が初めて。
行く前は、「踊りを知らなくても参加できるのだろうか」「初めての人が輪に入っても大丈夫なのだろうか」と、少し不安に思っていました。
しかし、現地へ着くと、その心配はすぐになくなりました。
見ているだけでは分からなかった魅力


町なかに響くお囃子と、踊りに合わせて鳴る下駄の音。地元の人も、遠方から訪れた人も、年齢や立場に関係なく、同じ輪の中で踊っていました。
最初は周囲の動きを見ながらでしたが、輪に入って体を動かしていると、少しずつ踊りの流れが分かってきます。振り付けを完璧に覚えていなくても大丈夫。周りの人を見ながら、一緒に手や足を動かしているだけで、自然とその場の一員になれました。
郡上おどりは「見る踊りではなく、参加する踊り」といわれています。その言葉の意味を、実際に輪へ入ってみて初めて理解できた気がします。
最終日だからこそ感じた熱気と寂しさ


この日は、夏の間続いてきた郡上おどりの最終日。会場には、最後の夜を楽しもうと多くの人が集まり、町全体が大きな一つの輪になっているようでした。
踊っている人たちの表情や、会場を包む一体感。そこには、単なる観光イベントという言葉だけでは表せない温かさがありました。長く受け継がれてきた郡上おどりを大切にする人たちと、この夜を楽しみに訪れた人たちが、同じ音に合わせて踊っている。
その光景に、素直に感動しました。
そして、踊りが終わりに近づくにつれて感じたのは、「まだ終わってほしくない」という気持ちでした。初めて参加した自分でもそう思うのですから、毎年この日を楽しみにしている人にとっては、本当に特別な夜なのだと思います。
来年は、もう少し踊れるようになって参加したい
初めての郡上おどりは、想像していた以上に楽しく、心に残る時間になりました。
上手に踊れるかどうかは、あまり重要ではありません。音が聞こえたら、まずは輪に入ってみる。周りの人を見ながら、一緒に体を動かしてみる。それだけで、郡上おどりの魅力を十分に感じられます。
今回は最終日の参加でしたが、来年はもう少し早い時期から、何度か足を運んでみたいと思います。
そして今度は、少しだけ踊りを覚えて、再びあの輪の中へ。まだ郡上おどりに参加したことがない方にも、ぜひ一度、現地であの空気を体感してほしいです。

郡上おどりの歴史や特徴、参加方法については、こちらの紹介ページをご覧ください。
▶︎ 郡上おどり|城下町に広がる、ひとつの踊りの輪
HMPライター:川本健太
